変形労働時間制
変形労働時間制の残業代計算ツール
変形期間の暦日数、実労働時間の合計、日単位・週単位で既に時間外となった時間を入力してください。法定労働時間の総枠を超えた時間を加えて、変形労働時間制の残業代を計算します。
残業代計算ツール
変形労働時間制の残業代を計算する
変形労働時間制の時間外労働の判定方法
1か月単位の変形労働時間制では、次の3段階で時間外労働を判定します。
- ① 1日単位: 所定が8時間を超える日はその所定時間、それ以外の日は8時間を超えた時間
- ② 1週単位: 所定が40時間を超える週はその所定時間、それ以外の週は40時間を超えた時間(①を除く)
- ③ 対象期間: 法定労働時間の総枠を超えた時間(①②を除く)
法定労働時間の総枠
総枠は「40時間 × 対象期間の暦日数 ÷ 7」で計算します。1年単位の変形労働時間制やフレックスタイム制の清算期間も、同じ考え方で総枠を求めます。
計算例:31日の月に185時間働いた場合
総枠は40時間 × 31日 ÷ 7 ≒ 177.1時間です。日・週単位で既に3時間の時間外があるとすると、残りの182時間のうち総枠を超えた4.9時間が③の時間外となり、時間外労働は合計7.9時間です。
月給26万円・年間休日120日なら1時間あたりの賃金は1,592円なので、残業代は1,592円 × 1.25 × 7.9時間 ≒ 15,721円です。
| 暦日数 | 総枠(週40時間) | 特例(週44時間) |
|---|---|---|
| 28日 | 160時間 | 176時間 |
| 29日 | 165.7時間 | 182.3時間 |
| 30日 | 171.4時間 | 188.6時間 |
| 31日 | 177.1時間 | 194.9時間 |
目標プランナー
残業代をあといくら増やしたい?
目標の残業代(月額)を入力すると、上の計算ツールの「1時間あたりの賃金」をもとに、必要な時間外労働時間を逆算します。月60時間を超える部分は1.5倍で計算します。
時間外労働の上限は原則として月45時間・年360時間です。健康を損なわない範囲で計画してください。
必要な時間外労働時間
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上の計算ツールの入力をもとに計算します。
よくある質問
変形労働時間制の残業代に関するよくある質問
変形労働時間制の残業代の計算でよくある疑問にお答えします。
変形労働時間制なら残業代は出ないのですか?
いいえ。変形労働時間制は、繁閑に合わせて所定労働時間を配分できる制度で、残業代がなくなる制度ではありません。日・週・期間の3段階で法定労働時間を超えた時間には、1.25倍以上の割増賃金が必要です。
1か月単位の変形労働時間制の総枠は何時間ですか?
31日の月は177.1時間、30日の月は171.4時間、29日の月は165.7時間、28日の月は160.0時間です(週40時間の場合)。
シフトが事前に決まっていない場合も変形労働時間制になりますか?
1か月単位の変形労働時間制では、対象期間の各日・各週の労働時間を事前に具体的に定める必要があります。勤務が始まった後に会社が自由にシフトを変更するような運用では、変形労働時間制が無効と判断されることがあり、その場合は通常の1日8時間・週40時間で残業代を計算し直します。